在留資格(ビザ)を取得して日本で生活するには クレジットカード は不可欠です。日本のクレジットカード会社は、大手の三井住友ビザカードやJCBカードがありますが、費用や手数料が無料のカードもあれば年会費の必要なカードもあります。
なお、岡高志行政書士事務所のVISAdeAIもクレジットカードが使えます。
クレジットカード会社が複数ありますが共通の要件を詳しく解説します。
VISAdeAI は、あなたの情報を入力するだけで、在留資格申請取次の最安値を自動的に見積もります。今すぐ試してみましょう!
外国人が クレジットカード を申し込む時の要件
一般的に外国人がクレジットカードを申し込む時の要件は次のとおりです。
日本の滞在期間が3ヵ月以上
日本国内の住所
国内の金融機関の口座
電話(携帯電話もしくは固定)連絡先
日本語能力(読み書き)
身分証明書(在留カードなど)
クレジットカード会社が複数ありますが共通の要件を詳しく解説します。
日本の滞在期間が3ヵ月以上
クレジットカードの申し込みには日本に住んでいる期間が3ヶ月以上あることが必要です。
在留カードは3ヶ月を超える滞在者(在留者)、特別永住者証明書永住資格を満たす人に対して発行されます。
特別永住者とは、1991年に施行された「日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法(入管特例法)」によって定められた在留資格です。
クレジットカードを作成したい外国人は、滞在期間が3ヶ月を超えるのを待ってから申込手続きをします。
在留カードなどの身分証明書
就労できる在留資格を持っていることや留学による在留資格があることが必要です。
本人確認書類として日本政府が発行する在留カード、または特別永住者証明書の提出が必要です。身分系在留資格がなくてもクレジットカードをつくれます。
身分系在留資格とは出入国在留管理庁が設定している日本人の配偶者等、永住者、永住者の配偶者等、定住者の4つの在留資格の総称です。
外国人がクレジットカードを発行する条件は、特別永住者または中長期在留者の場合が多くなっています。
クレジットカードの発行での身分証として在留カードか特別永住者証明書のどちらかを提出します。
日本国内の住所・住民票
住民票は外国人がクレジットカードをつくる審査の必要書類になることが多くあります。
日本の入管法では「居住地地を定めた日から14日以内にその旨を居住地の市区町村に届け出なければならない」となっています。
正当な理由なく届け出を行わなかった場合、在留資格が(在留カードがなくなる)取り消しとなり、クレジットカード申込要件を満たさなくなります。
日本に入国される外国人は、入出国で在留カードや特別永住証明書を取得した後、14日以内に住居地を定める必要があります。この定めた住所が日本国内での住所になります。住民票は、住居地を登録した自治体から住民票を発行してもらい事前に準備しておきます。
出入国港で在留カードや特別永住者証明書を取得した後、14日以内に住居地を定める必要があります。この時に定める住所が日本国内での住所です。住居地を登録することで、役所から住民票が発行できるようになります。
クレジットカードを作成する場合は住民票を事前に用意しておきます。
本人名義の日本の銀行口座
クレジットカードの利用代金の引き落とし先となる日本国内の金融機関に口座開設をする必要があります。
金融機関に口座を開設する場合は本人確認書類として在留カードもしくは特別永住者証明書、住民票を用意します。
在留カードには在留資格や在留期間などの記載があるので本人を証明するための書類として持参しておきます。
滞在期間が3ヶ月を超えていない場合は口座開設できない場合があります。その場合はクレジットカードの作成もできなくなります。
日本の銀行口座は、外国人がクレジットカードをつくる場合、審査に有利になる必要書類です。
銀行口座を開設するには、在留カード・特別永住者証明書と住民票が必要になります。滞在期間が残り3か月未満の場合は、口座の作成を断られる場合もあります。
参考: ゆうちょ銀行
在留カード、または特別永住者証明書と住民票が準備できれば、日本国内の銀行口座もつくれます。日本の銀行へ口座を作成しに行く場合は身分証明書として在留カードを持参して在留期間を示すようにします。
滞在期間が残り3ヵ月未満の場合は、口座の作成を断られる場合があります。その場合はクレジットカード作成ができないのでバンドルカードの作成を検討すればよいでしょう。
銀行口座の作成は店舗窓口で行なえば当日に完了します。キャッシュカードや通帳は後日郵送での受け取りになります。
連絡先の電話番号
外国人がクレジットカードをつくる場合に連絡先となる電話番号が必要となります。本人名義の携帯電話または固定電話を契約して番号を持っている必要があります。
連絡先の電話番号は、クレジットカードの申込時に必ず入力しなければなりません。本人名義の携帯電話または固定電話を契約して、その番号を記入します。
クレジットカードを実店舗の窓口で申し込む場合などは、携帯電話の契約書も持っていくとよいでしょう。
携帯電話を新規契約する場合は次の書類などが必要です。
・外国人が携帯電話を契約するときに必要な書類など
・本人確認書類
在留カード
特別永住者証明書
運転免許証(国際免許証を除く)
健康保険証
パスポートなどの顔写真があるもの
・キャッシュカードまたは預金通帳
・印鑑
・携帯電話の端末代金(割賦契約の場合は翌月請求)
なお、契約するキャリアや支払い方法によって必要書類が異なっています。
身分証になる書類
クレジットカードを作成する場合は身分証明書が必要です。身分証明書としては在留カードがありますが、特別永住者証明書でも問題ありません。
身分証明になる書類はできる限り多く用意しておきます。在留カード以外にも、身分証明になる書類があれば準備しておきます。
・パスポート
・健康保険証
・日本で取得した運転免許証
在留カードや特別永住者証明者以外にも身分証明書となる書類が複数あると、クレジットカード会社から信用を高められます。
提出すると審査に有利になる身分証明書
・パスポート
・写真付きの住民票
・本人名義の銀行口座
・携帯電話の契約情報
・健康保険証
・日本で取得した運転免許証
・学生証の写し(※留学生の場合)
収入を証明する書類があると有利
外国人が日本国内の仕事があって収入がある場合は、収入証明書があると審査が有利になります。アルバイトやパートであっても問題ありません。
収入の証明書類
源泉徴収票や給与の支払い明細書を提出します。
日本での収入が少ない場合や収入がない場合などは、外国銀行から日本の銀行口座へ振り込んだ残高証明があると有利になる場合もあります。
日本でアルバイトや仕事を持っていて収入がある場合、収入を証明する書類もあると有利になります。
日本語で応答できること
申込時にカード会社の担当と日本語で受け答えできるかどうかも重要です。
クレジットカードの申し込みでは、利用規約に同意する必要があります。利用規約には、難しい言葉が多くあるので日本語が読めて利用規約の内容を理解できることをカード会社に伝える必要があります。
利用規約は日本語で書かれているため、日本語が読めてその内容を理解できるということを伝えなければなりません。日本語が理解でき、話すこともできることをカード会社の担当に伝えることができれば審査は通りやすくなります。
日本語を話すことができればカード会社も説明や利用規約が理解できると信頼してもらえるので、審査が有利になります。
日本語が話せない、理解できないという場合には英語対応可能なクレジットカードを利用すればよいでしょう。楽天カードの場合はカスタマーセンターが英語で対応していますす。
クレジットカード の審査での注意点
外国人のクレジットカードの審査基準は、クレジットカード会社によって異なりますが多くの場合、日本人がクレジットカードを発行する際の審査よりも厳しくなります。
短期間に複数の クレジットカード を申し込まない
同時に複数のクレジットカードに申し込んでいるとクレジットカード不正利用を疑われますので注意が必要です。
複数のクレジットカードを申し込み審査に落ちた場合は、信用情報機関から申し込み情報が削除される6ヶ月が経過してからクレジットカードの申込むようにします。
3枚以上の申し込みは注意が必要です。3枚を超えると、クレジットカード会社から怪しいと思われる可能性があり、場合によっては審査に落ちてしまう場合もあります。
キャッシング枠はゼロにする
クレジットカードのキャッシング枠は、ショッピング枠とはまた違う審査があるためにキャッシング枠を付けない場合に比べて審査は厳しくなります。
クレジットカードのキャッシング枠は、年収の3分の1を超える借入はできないと定められた総量規制に入るために他社の状況なども審査しなければいけないためです。
信用情報に問題があれば審査に落ちる場合もある
永住権を取得している外国人の場合でも、信用情報機関に延滞情報や自己破産情報などの金融事故情報が登録されていると審査に落ちる可能性があります。
参考:カード会社
外国人が利用の多い日本のカード会社です。
三井住友カード
https://www.smbc-card.com/nyukai/flow/detail/rdr_identification.jsp
楽天カード
https://www.rakuten-card.co.jp/minna-money/credit-card/knowledge/article_2310_80103/
NexsusCard
https://mydeposit.nexuscard.co.jp/?_ga=2.6438194.1631272228.1731452773-736117443.1731452773
在留資格 見積もり は VISAdeAI
在留資格取得にビザ申請の最安値を自動見積もりできます!
お試しください。一番安い報酬額がわかります!